スピーカー本来の音を活かす ドアデッドニング!! 2014年11月30日 メンテナンス情報, 自動車 デッドニングとは、ドアスピーカー取付部周辺の空気の抜け道を塞ぎ、ドアを制振&吸音することで、スピーカーの音質を高めるというものです。 ドアアウターパネルの鉄板の内側に素材を貼って厚く硬くし、ドアインナーパネルにある穴を塞いでドア内部の機密性を高めるようにします。 デッドニングを行うことにより、クリアな音が得られるようになって、不快なビビリ音もなくなります! まず、ドアの内張りを外し、スピーカーやビニールカバーを外しブチルゴムや油分・水分・汚れ等をキレイに取り除きます! ドアの前処理が終わったら、スピーカー背面に制振吸音材を貼り付けます!これにより、背圧の軽減とパネルの制振、車外への音漏れ防止に効果があります。 次に、アウターパネルにヒートレジスタンス制振シートを貼り付けます。アウターパネルの内側なので、作業しにくいですが剥がれないようしっかり圧着します。 インパクトビームとアウターパネルを接合するように、制振シートを貼り付け、インパクトビーム周辺の共振を抑えます! ヒートレジスタンス制振シートの上に吸音シート貼り付けます。これにより、アウターパネル内に乱反射するノイズを吸収します! 次にインナーパネルのデッドニングを行います。まず、開口部でワイヤーを傷つけないようドアワイヤーに防音テープを巻き付けます! サービスホールを型取りし、制振シートを適切な形にカットします。 インナーパネルに制振シートを貼り付けます。サービスホールを穴埋めし、共振やビビリを抑えます!! 音漏れ防止の為、ドアワイヤーやハーネス等の出口、内張りが干渉する所に防音テープを貼り付けます。 スピーカーを取付、スピーカーフレームに沿って、防音テープを貼り付けることで効率良く、スピーカーからの音を車内に導くようにします!! 低音の音楽をかけ振動やビビリの大きい部分を確認しながらポイント制振材を貼り付けていきます。 最後に内張りを元に戻し、最終確認をして完成です!! 右側のドアをデッドニングし、施工前の左側のドアと音を聴き比べてると音質の違いがハッキリわかりました! 中高域の音がクリアに鳴るようになり、歌声もハッキリ聞こえるようになりました♪ 余分なビビリ音や共振音も消え、スピーカー本来の音を活かせるようになりましたね♪♪ オートステップでは、お客様の要望や予算に応じ、様々な施工を提案させて頂きます! 車内でもっとイイ音を楽しみたいとお考えのお客様、お気軽にお問合せ下さい!!